かえる相場日記-2021/12/10週報

日本市場はボラリティの高い一週間でした。手を出したくなる銘柄は少ないのでしばし静観(/・ω・)/

とりあえず相場を振り返ってみましょう。

市場の状態を調べる方法

CANSLIMと出来高・株価分析を組み合わせて今週の相場状況を振り返っています。日記に登場する概念は次の記事で詳細を解説していますのでご確認ください。

株価指数の状態

NASDAQ(QQQ)

QQQは先週の大幅下落から反発した一週間となりました。ただし出来高は少ない日が続いています。直近安値から5営業日が経過していますがフォロースルーは現れていませんね。

週足では13週移動平均サポートで上昇トレンド継続。まだ中長期の上昇トレンドは崩れていません。

マザーズ指数

我らがマザーズ指数は10日移動平均線を越えられずに下落トレンドを継続中ですね。

週足では十字線、そろそろ短期的には上向いてもいい頃ですが、弱々しいですね…。

個別銘柄の動向

今週も面白そうな銘柄はありませんでした。11月の決算で跳ねた銘柄たちの一部が高値で揉み合っているので、このあたりの動きに注目ですね。

レラティブストレングス

日本株のレラティブストレングスを確認してみましょう。

※当ブログで独自に算出したデータです。詳細はリンク先をご確認ください。

CANSLIM候補銘柄

2021年12月度CANSLIM銘柄候補のレラティブストレングスは以下のようになっています。

レラティブストレングスランキングデータ

日本株のレラティブストレングスランキング上位20%銘柄のエクセルデータは以下のダウンロードボタンから入手できます。

ミネルヴィニ語録

「ミネルヴィニの成長株投資法」の著者マーク・ミネルヴィニ氏のTweetから気になったものをピックアップしてご紹介します。

2021年のトレードを2つの言葉で表現すると、「足がない」です。いくつかの銘柄は良い動きをしました。しかし、全体的にはブレイクアウトした銘柄が上値を追うことができませんでした。利益を得るのが早く、損失を出すのがもっと早くなければ、株で複利を得るには厳しい年でした。

Mark Minervini