かえる相場日記-2021/5/14週報

久しぶりにきつめの調整がきましたね。もう少し下げたほうが今後の相場に良いと思うのですが、週末に向けて反発基調の一週間でした。再び上昇トレンドに戻るのでしょうか。

今週の相場を振り返ってみましょう(/・ω・)/

市場の状態を調べる方法

CANSLIMと出来高・株価分析を組み合わせて今週の相場状況を振り返っています。日記に登場する概念は次の記事で詳細を解説していますのでご確認ください。

株価指数の状態

NASDAQ(QQQ)

QQQは5/10の大陰線で始まりました。11日は出来高を伴った陽線で終値はほぼ横ばい、下げ止まりを期待させる展開でしたが翌12日はさらに出来高を増やして下落しています。ローソク足の実態が小さくなっており、買い戻しの動きも入っているようです。13日は出来高を少し減らしながら小幅高、14日は大幅高にも関わらず出来高は減少という展開で今週を終えました。木曜日、金曜日の動きは売り圧力が止んだものの積極的な買いが入っているようには見えませんね。5月上旬に揉み合った際のレンジ下限まで自律反発してきましたが、今後どのように動くか注目です。

週足でみると2週連続の下髭陰線、辛うじて13週移動平均線上を維持しています。週明け以降も移動平均線との関係性に注意して見守りたいですね。

マザーズ指数(2516)

マザーズ指数は9日連続の下落で大きく崩れました。半年以上支持線として機能していた1100を下抜けしてしまう厳しい状況です。木曜日金曜日は自律反発していますが、チャートは大きく崩れたままです。

週足でみると久しぶりの大陰線、13週移動平均線は下を向いてしまっています。コロナショック後の6~8月に形成したレンジ帯を支持線として下げ止まったように見えますね。

主導株指数

続いて主導株指数を見てみましょう。4/30時点の銘柄を採用しています。詳細は主導株に関する記事を確認してください。

マザーズ指数に対してアウトパフォームしてはいますが厳しい下落でしたね。特筆すべきは金曜日の反発では出来高増が弱い点です。現時点では上に向かってくれる印象が持てませんね。

個別銘柄の動向

取り上げるべきチャートが見当たらないので今週は休会ですm(__)m

レラティブストレングス

CANSLIM候補銘柄

2021年5月度CANSLIM銘柄候補のレラティブストレングスは以下のようになっています。

コード銘柄名2021-05-142021-05-072021-04-302021-04-232021-04-16
2150ケアネット9999999999
3540歯愛メディカル9796969796
3697SHIFT8079867587
3922PR TIMES9696959796
3962チェンジ9898989899
3998すららネット9585889898
4429リックソフト00000
4431スマレジ8890919289
4449ギフティ8287868893
4479マクアケ181284485
4488AI inside1095956
4587ペプチドリーム2925294234
4686ジャストシステム37101310
4699ウチダエスコ111772144
6196ストライク36102048
6532ベイカレント・コンサルティング9999989898
6533Orchestra HLDG9798979898
7068フィードフォース9898969598
7079WDBココ4542354365
7095Macbee Planet9696959596
9326関通3851429190
9450ファイバーゲート5458516475
9517イーレックス8680747679

9517イーレックスのレラティブストレングスが上昇傾向ですね。先週は決算ラッシュだったので銘柄も多く入れ替わっていると思います。来週末に6月度のCANSLIM候補銘柄に更新予定です。

レラティブストレングスランキングデータ

日本株のレラティブストレングスランキング上位20%銘柄のエクセルデータは以下のダウンロードボタンから入手できます。

来週の展望

決算ラッシュ通過&大幅調整自律→自律反発で慌しい1週間が終わりました。来週は反発が本物かを見極めていきたいですね。適切なベースとタイトな損切りを意識して、次の相場まで生き残りましょう(/・ω・)/

ミネルヴィニ語録

「ミネルヴィニの成長株投資法」の著者マーク・ミネルヴィニ氏のTweetから気になったものをピックアップしてご紹介します。

自分の失敗を研究し、そこから学ぶ。あなたの結果は貴重な教師です。それを無駄にしたり、隠したりしないで、達成のプロセスの重要な一部として受け入れるのです。このことを理解している人は、何エーカーものダイヤモンドの畑に立っているのです。

Mark Minervini

私は常に売りシグナルを尊重しています。すべての売りシグナルが大きな調整や弱気市場につながるわけではありませんが、すべての大きな調整や弱気市場は、かなり前に私の売りシグナルが出されていました。私たちは5月10日(月)に会員の皆様に売りシグナルを出しました。

Mark Minervini

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