VCPパターン/アイアールジャパン(6035)/2020年

ミネルヴィニの成長株投資法で紹介されているVCPパターンは出現頻度と再現性の観点から最重要のチャートパターンです。VCPパターンの本質は需給なので、マスターすればテクニカル分析技術が格段に上がります。アイ・アールジャパンホールディングスは2020年にきれいなVCPパターンを描いているので、株価チャートを利用して理解を深めましょう(/・ω・)/

※本ページは個人的な学習メモであり情報の正確さは保証できません。

VCPパターン(週足)/アイ・アールジャパンホールディングス

VCPパターン(日足)/アイ・アールジャパンホールディングス

VCPパターンのポイント

チャートを見てVCPパターンのチェックポイントとエントリー候補日を考えてみました。

Check point

〇週足
・26WMA割れ、26WMAサポート、13WMAサポートで安値を切り上げる
〇日足
・2/28は出来高急増の割に実体の小さなローソク足、25日移動平均線サポートで買い支え
・その後ジリジリ下げながら出来高急減、売り枯れだが買いも弱く下がり続けるなら危険
・3/9,3/10,3/11は買い勢力が出てきたものの売りに負けている
・3/24を大底に反転、セリングクライマックスにしては出来高少なめ
 30分足でトレンドラインを上抜けた。
・3/24,3/25は反発も出来高控え目、売り圧力はない
・3/6の安値を抵抗線として3/27に上髭で上値を抑えられる。
・3/30は上下に振ったものの出来高控えめ、3/31は直近2日の安値で下げ止まる、出来高控えめ
・4/6まで買い圧力はあるものの出来高が少ないままジワジワ下落
・4/7,4/8は出来高低水準のまま上昇、売り勢力が少ない中、過熱感なく良い傾向
・4/10,4/11は75DMAに抑えられるものの出来高低水準
・4/14は下髭陽線で出来高微増、買い圧力示唆
・4/15は出来高を伴った大陽線、ブレイクアウト
・4/17,4/21は売り圧力強め
・4/28,4/30で買い圧力が復活
・5/11,5/12は売り圧力を感じたが、5/14に直近安値を割り込んでも出来高は低水準で売り枯れ
・5/15は1度13WMAまで下げたが買い支え、後場に急騰した後に少し下げて引ける 異常な動き
・5/18に出来高を伴ってブレイクアウト

Entry point

3/24
 (根拠)下落トレンドラインを上抜け、30分足75本線サポートで反転直近高値越え
  逆指値(買)→直近高値、 逆指値(損切)→直近安値下髭
4/10
 (根拠)4/9の出来高増、4/10出来高急減で買い方の意欲と売り枯れを確認
    3月下旬~4月上旬の出来高推移を見ると戻り売りの圧力は弱そう
  指値(買)→30分足25本線 or 逆指値(買)→30分足直近高値抵抗線
  逆指値(損切)→30分足25本線の少し下
5/15
 (根拠)過去3週間の値動きから上値は重い訳ではなく燃料不足
    上下に大きく振って出来高急増、需給がさらに改善したと推定
  成行(買)→大引
  逆指値(損切)→15日の後場安値&13週移動平均線
5/18
  (根拠)15日の動きを見てピボットラインブレイクでエントリー
  逆指値(買)→11日高値(指値付)
  逆指値(損切)→15日後場安値

ブレイク後の値動き

VCPパターンの特徴とブレイク後の動きは以下の通りです。

ベース形成期間:55営業日
クライマックストップからブレイクアウトまで:55営業日
調整幅:44.82%, 22.00%, 14.56%, 11.59%
上昇後トレンド継続期間:75営業日

テンバガーの過去チャートから学ぶ

今回のようなチャート分析を多数公開しています。

私のチャート分析の着眼点は「ミネルヴィニの成長株投資法」、「オニールの成長株発掘法」、「出来高・価格分析の完全ガイド」に全てが記載されています。全て名著なので是非ご一読を。

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