かえる相場日記-2020/9/25週報

寝ぼけて先週の日記消してしまった…。今週は連休のため3営業日だけでしたね。荒れる米国市場の影響が少しずつ日本にも及んできている様子ですが今後どうなることやら。振り返り行ってみましょう。

市場の状態を調べる方法

CANSLIMと出来高・株価分析を組み合わせて市場の分析をしています。

日記に登場する概念は次の記事で詳細を解説していますのでご確認ください。

ローソク足と出来高は機関投資家の動きを映す鏡
テクニカル分析の基本となるローソク足と出来高を極めれば、相場を動かす機関投資家の意図を読み取ることができます。ローソク足と出来高を組み合わせて使うことで、だましに引っ掛かることなく上昇&下落の初動を読みとる技術を手に入れましょう。
相場の天井と底で現れるサイン
相場の状態を知りたければ、相場を注意深く観察するしかありません。株価指数や個別銘柄の動きを観察することで、新たな相場の始まりと終わりの予兆を掴みましょう。
主導株の動きから相場の状態を読みとろう!
市場を牽引することができるのは主導株だけです。市場の状態を知るために、主導株の動きを確認するようにしましょう。主導株とはオニールの成長株発掘法の中で、市場を牽引する銘柄を主導株と呼んでいます。主導株は次の2点を満たす銘柄で...

株価指数の動向

S&P500指数(SPY)

週明け9/21は窓を開けて始まりましたが出来高を伴った下髭陽線となり、底打ち感が見られました。ただし翌9/22の上昇では出来高が大きく減少、9/23には再び出来高を伴った大陰線、9/24も上髭陽線と引き続き売り圧力が強い様子ですね。金曜日9/25は実体の大きな陽線で引けていますが、反転とみるには時期尚早です。このまま底値を固めて上昇に転じてくれるとうれしいですね。

週足では小陽線で下落の展開です。出来高が高い状態が続いており、依然売り圧力は強いですね。13週移動平均線を維持することは失敗しています。

NASDAQ(QQQ)

今回の下落の震源地であったハイテク株もS&P500指数と同様の動きをしています。こちらの方が回復は早いですね。1時間足以下のタイムスケールで見ても24日あたりから買いが入りつつあります。

週足では13週移動平均を維持して終わりました。このまま反転してくれるといいですね。

TOPIX

日本市場は3営業日しかありませんでした。米国市場があれる中で9/24後場に急落しました。翌9/25は下髭を付け半分ほど戻しています。日本市場は引き続き底堅さを感じる展開です。

マザーズ指数

マザーズ市場は銘柄数が少なく出来高が歪みやすいのが難点…オンコセラピー・サイエンスの影響で9/24の出来高が急増しています。9/24後場は主導株たちが売り込まれていましたが、9/25には急反発しておりマザーズ市場も底堅い展開です。

成長株と割安株の資金循環(QQQ/SPY)

9/17,18あたりを底に着実に成長株へ資金が戻っていますね。今回のショックは概ね落ち着いてきたのでしょう。後は株価反転が確実になるフォロースルーを待つのみです。

来週の展望

NASDAQは値固めをしながら反転を狙っているように見えます。フォロースルーが現れるのを楽しみに待ちましょう。日本市場ではハイテク株たちがベースから上抜けしていますね。チャンスを狙っていきたいところです。

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コード銘柄名
1723日本電技
2153E・Jホールディングス
2791大黒天物産
3141ウエルシアHD
3148クリエイトSDH
3288オープンハウス
3349コスモス薬品
3549クスリのアオキHLDGS
3769GMOペイメントゲートウェイ
3784ヴィンクス
3933チエル
4388エーアイ
4397チームスピリット
4427EDULAB
4726SBテクノロジー
4776サイボウズ
5857アサヒHD
6050イー・ガーディアン
6095メドピア
6099エラン
6544ジャパンエレベーターSHD
6556ウェルビー
7065ユーピーアール
7068フィードフォース
7191イントラスト
7649スギホールディングス
9090丸和運輸機関
9450ファイバーゲート
高値圏でベースを形成しつつある銘柄

チャート分析の上達にはテンバガーの研究がおすすめです。

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