かえる相場日記-2020/10/16週報

1週間お疲れさまでした!海外ではコロナ感染者が高い水準で推移しているようですね。冬が近づくにつれさらに酷くなると再び経済に打撃が…(^_^;)。大統領選も約3週間後まで迫ってきました。不安定な世の中ですがあくまでチャートに忠実に取引していきたいところです。相場を振り返っていきましょう(/・ω・)/

市場の状態を調べる方法

CANSLIMと出来高・株価分析を組み合わせて市場の分析をしています。

日記に登場する概念は次の記事で詳細を解説していますのでご確認ください。

ローソク足と出来高は機関投資家の動きを映す鏡
テクニカル分析の基本となるローソク足と出来高を極めれば、相場を動かす機関投資家の意図を読み取ることができます。ローソク足と出来高を組み合わせて使うことで、だましに引っ掛かることなく上昇&下落の初動を読みとる技術を手に入れましょう。
相場の天井と底で現れるサイン
相場の状態を知りたければ、相場を注意深く観察するしかありません。株価指数や個別銘柄の動きを観察することで、新たな相場の始まりと終わりの予兆を掴みましょう。
主導株の動きから相場の状態を読みとろう!
市場を牽引することができるのは主導株だけです。市場の状態を知るために、主導株の動きを確認するようにしましょう。主導株とはオニールの成長株発掘法の中で、市場を牽引する銘柄を主導株と呼んでいます。主導株は次の2点を満たす銘柄で...

株価指数の動向

S&P500指数(SPY)

先週後半の連続陽線に続き、10/12(月)は出来高を伴った陽線で始まりました。引け際に出来高を伴って下落し上髭を付けたことが気になりますね。翌10/13は出来高を伴ったまま小陰線、さらに出来高を減らしながら10/14も続落となりました。10/15は低く始まり陽線となりましたが出来高が少なく反発の勢いは弱いですね(^_^;)。10/16は強く始まりましたが引けてみれば出来高を伴った上髭陰線…。まだまだ弱い展開ですね。支持線として機能しそうな15日安値を割るかが次のポイントとなりそうです。中期的にみると前回高値を切り下げている状況は心配です。

週足では出来高増の小陰線、前回高値で売り圧力に負けている状況ですね(>_<;)

NASDAQ(QQQ)

NASDAQの状況も似たような状況ですね。10/12に大きく上昇した分を維持しながら若干アウトパフォームしています。また10/16の陰線の出来高はQQQの方が少ないですね。ただし短期足をみてみるとS&P500は寄りで大きくあげた分を引けにかけて強く売られた印象。強さを示す訳ではないかな。

週足では出来高を増やしながら上髭。前回高値で頭を押さえられている展開。日足を見るとそのまま上を抜くほどの強さはないので一旦調整でしょうか。

TOPIX

最近強かった日本市場も下落に転じています。出来高は低水準なので健全な調整でしょうか。よい銘柄を選んで握りしめていたいところです。

マザーズ指数

世界最強のマザーズ指数も崩れていますね。こちらは出来高を増やす展開ですが金曜日の下髭でストッピングボリュームとなっているか?週明け以降の動向を確認してみましょう。

成長株と割安株の資金循環(QQQ/DIA)

まだ成長株からの資金流出が続いていますね。もう少し不利な局面が続きそう…。

主導株の動き

13日の下落で出来高を増やしている銘柄が多いのが気になりますね(^_^;)。その後出来高を増やしながら高値を更新しましたが、週後半は出来高&指数は減少傾向です。クライマックストップとも取れます。下落局面では出来高を減らしているので一安心ですが…。

(10/24追記)
東証休業日を処理する過程でエクセルシートに誤記がありました。
10/15の出来高が歪んでいます。翌10/23から修正しております。
ご迷惑おかけしましたm(__)m

主導株指数の詳細はこちらの記事をご確認ください。

来週の展望

調整局面に入ったような動きですね。主導株が崩れなければ反転を狙いたいところ。崩れればすぐさま撤退で傷口は浅くすませましょう。

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