かえる相場日記-2021/8/20週報

好調だった海運株と鉄鋼株に陰りが見えましたね。鉄鋼株の一部はカップウィズハンドルの取っ手を形成しないか期待していたのですが残念…。

今週の相場を振り返ってみましょう(/・ω・)/

市場の状態を調べる方法

CANSLIMと出来高・株価分析を組み合わせて今週の相場状況を振り返っています。日記に登場する概念は次の記事で詳細を解説していますのでご確認ください。

株価指数の状態

NASDAQ(QQQ)

週前半のQQQは危険な雰囲気が漂っていましたが、週末には大きく戻しました。ディストリビューションのインジケーターは17日のみ転倒していますが、16~18は実質売り抜けと見えます。その後18,19は買いが入っているので判断が難しいですね…。

週足でみると出来高大幅増加の長い下髭、首吊り線ですね。

マザーズ指数(2516)

マザーズ指数は引き続き下落トレンドの途中です。今週後半は多少反転したものの、まだ反転を確証するには材料不足ですね。

週足では上髭→下髭と多少の買い意欲が見えるものの、未だ下落トレンドの途中です。

個別銘柄の動向

決算でブレイクアウトした銘柄も、全戻ししてしまったものが多いですね(^_^;)。ブレイクアウト銘柄でチャートが面白そうなのは3697:SHIFT、3923:ラクス、4431:スマレジあたりでしょうか。どの銘柄もマザーズ指数が下落基調に対し、直近は横ばいを保っていました。スマレジは7月にカップウィズハンドルをブレイクアウトした後に揉み合っていたので、トレンドが継続するか注目です。スマレジ、ラクスは上髭で売り圧力もありますね。来週以降に落ちてこないか注意しながら見ていきたいです。

SHIFTのVCPブレイク
ラクスのVCPブレイク
スマレジカップウィズハンドル後の横ばいからブレイク

レラティブストレングス

日本株のレラティブストレングスを確認してみましょう。

※当ブログで独自に算出したデータです。詳細はリンク先をご確認ください。

CANSLIM候補銘柄

2021年9月度CANSLIM銘柄候補のレラティブストレングスは以下のようになっています。

コード銘柄名2021-08-202021-08-132021-08-062021-07-302021-07-232021-07-16
2148アイティメディア685044614242
2150ケアネット999999999999
2413エムスリー595664737070
3031ラクーンHLDG878890929696
3465ケイアイスター不動産979898989898
3562No.1878189928383
3635コーエーテクモHLDG687480918686
3697SHIFT979596949494
3922PR TIMES637571859595
3962チェンジ6514233131
4308Jストリーム01394747
4390IPS127064656161
4449ギフティ818083827878
6036KeePer技研999999999999
6532ベイカレント・コンサルティング999999989999
6533Orchestra HLDG768585869191
7068フィードフォース235101818
7076名南M&A200000
7320日本リビング保証888489949494
7351グッドパッチ776663726262
9326関通829091929191
9517イーレックス969497979696

レラティブストレングスランキングデータ

日本株のレラティブストレングスランキング上位20%銘柄のエクセルデータは以下のダウンロードボタンから入手できます。

来週の展望

QQQは売り抜け、マザーズ指数は多少の買い圧力が見えてきました。ただしトレンド反転を確かなものとするためにはまだ数日見守る必要があります。個別銘柄の状態をよく見ながら慎重に行動したいですね(/・ω・)/。

ミネルヴィニ語録

「ミネルヴィニの成長株投資法」の著者マーク・ミネルヴィニ氏のTweetから気になったものをピックアップしてご紹介します。

トレードを上達させたいですか?指標やインデックス、ヘッドラインは忘れてください。唯一関連する質問は、あなたのポートフォリオの銘柄がどのように動いているかということです。牽引しているのか、負けているのか、それとも水に浸かっているのか?積極的な取引を行うための答えは一つしかありません。

Mark Minervini

条件が整わないとき、どのくらい傍観しているのか」という質問をよく受けます。 私の答えはいつも同じです…必要なだけです。##傍観者パワー

Mark Minervini

オニールの成長株発掘法で取り上げられているCANSLIM投資では、M:株式市場の方向が悪い現在は休むべきタイミングです。ミネルヴィニはポジションサイズでリスクコントロールしつつ攻め続けるスタイルなので時折ポジションを取っていますね(twitter参照)。自分の手法のエッジがどこにあるのか、現在の相場でエッジが活きるのかを考えながら生き延びたいですね。

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