2022年2月CANSLIM銘柄候補

コロナ後に好調だった銘柄たちは見る影もありませんね。CANSIM的には投資すべき銘柄は皆無ですが、チャンスに備えて銘柄選定は進めておきましょう(/・ω・)/

オニールの成長株発掘法で提唱されているCANSLIM投資では、C A N S L I Mの7つの要素を使って銘柄を選定します。中でもファンダメンタルズに関する要素は次の5項目です。

前年同期比でEPSが25%以上上昇していること
年間EPS増加率は25%以上であること
年間EPS増加率が３年連続で増加していること
売上高が25%以上増加しているか、直近3か月の売上増加率が加速していること
ROEが17%以上であること

このページでは3500を超える日本株の中から、スクリーニングツールを使って抽出したCANSLIM銘柄候補を紹介しています。

CANSLIM候補銘柄スクリーニング条件

スクリーニングでは次の条件を使用しています。

経常利益が25%以上増加(前年同期比)
経常利益が25%以上増加(前年度比)
年間売上高が25%以上増加(前年度比)と
ROEが17%以上

具体的なスクリーニング方法は以下の記事で解説しています。

CAN-SLIMで最高の成長株をスクリーニングする方法

オニールの成長株発掘法を基にCANSLIM投資を実践する方法をご紹介します。CANSLIMに合致する銘柄を2段階のスクリーニングで探し出しましょう。ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両面から銘柄選定のポイントをご紹介します。

2020年6月CAN-SLIM候補銘柄一覧

2022年2月は28社が該当しました。株価は全体の調整、成長株の軟調も相まって全体的に高値からほど遠いですが…。

コード	銘柄名	市場	経常利益変化率(%) 前年度比	経常利益変化率(%) 前年同四半期比	売上高変化率(%)	ROE (%)
2148	アイティメディア	東1	79.41	36.87	30.55	19.3
2413	エムスリー	東1	68.34	194.57	29.19	20.7
2929	ファーマフーズ	東1	631.85	215.09	204.51	57.5
2987	タスキ	東M	113.03	184.71	30.77	30.4
3465	ケイアイスター不動産	東1	102.33	152.61	29.03	35.8
3697	ＳＨＩＦＴ	東1	86.82	187.15	60.23	17.1
3922	ＰＲ　ＴＩＭＥＳ	東1	131.96	31.71	30.25	52.7
3933	チエル	JQ	109.4	38.67	28.12	19.9
3970	イノベーション	東M	201.73	114.44	52.5	17.6
4058	トヨクモ	東M	137.65	237.65	43.92	19.4
4390	ＩＰＳ	東1	103.44	54.58	46.19	32.4
4499	Ｓｐｅｅｅ	JQ	76.71	2140	35.78	18.9
4880	セルソース	東M	144.17	94.44	57.49	27.5
4934	プレミアアンチエイジング	東M	184.48	146.19	60.01	66.9
6050	イー・ガーディアン	東1	53.85	60.7	27.59	23.8
6080	Ｍ＆Ａキャピタルパートナーズ	東1	30.46	33.4	27.71	18.8
6200	インソース	東1	203.9	82.69	46.51	42.6
6532	ベイカレント・コンサルティング	東1	68.97	57.85	30	38.9
6533	Ｏｒｃｈｅｓｔｒａ　ＨＬＤＧ	東1	27.9	38.65	26.62	27.4
7033	マネジメントソリューションズ	東1	359.11	100	40.76	35.2
7068	フィードフォースグループ	東M	135.58	38.38	69.54	28.5
7071	アンビスＨＬＤＧ	JQ	112.42	125	67.15	24.3
7095	Ｍａｃｂｅｅ　Ｐｌａｎｅｔ	東M	115.66	52.26	51.24	29
7199	プレミアグループ	東1	33	31.75	27.18	38.3
7351	グッドパッチ	東M	86.26	93.97	27.89	18.7
7354	ＤｍＭＩＸ	東1	63.57	143.83	30.49	35.8
9326	関通	東M	50.2	164.86	30.52	25.5
9517	イーレックス	東1	69.47	45.26	60.07	17.9

指標別CANSLIM候補銘柄ランキング

経常利益率増加率、売上高変化率、ROEについてBest5をご紹介します。

経常利益率増加率(前年度比)ランキング

順位	コード	銘柄名	市場	経常利益変化率 (前年度比,%)
1	2929	ファーマフーズ	東1	631.85
2	7033	マネジメントソリューションズ	東1	359.11
3	6200	インソース	東1	203.9
4	3970	イノベーション	東M	201.73
5	4934	プレミアアンチエイジング	東M	184.48

経常利益増加率(前年同期比)ランキング

順位	コード	銘柄名	市場	経常利益変化率 (前年同四半期比,%)
1	4499	Ｓｐｅｅｅ	JQ	2140.0
2	4058	トヨクモ	東M	237.7
3	8698	マネックスグループ	東1	231.4
4	2929	ファーマフーズ	東1	215.1
5	2413	エムスリー	東1	194.6

売上高変化率(前年度比)ランキング

順位	コード	銘柄名	市場	売上高変化率 (前年度比,%)
1	2929	ファーマフーズ	東1	204.5
2	7068	フィードフォースグループ	東M	69.5
3	7071	アンビスＨＬＤＧ	JQ	67.2
4	3697	ＳＨＩＦＴ	東1	60.2
5	9517	イーレックス	東1	60.1

ROEランキング

順位	コード	銘柄名	市場	ROE(%)
1	4934	プレミアアンチエイジング	東M	66.9
2	2929	ファーマフーズ	東1	57.5
3	3922	ＰＲ　ＴＩＭＥＳ	東1	52.7
4	6200	インソース	東1	42.6
5	6532	ベイカレント・コンサルティング	東1	38.9

テンバガー候補

株価が数十倍に跳ね上がる銘柄を掴み取るには、企業規模が小さいうちに株を購入する必要があります。会社規模の指標として時価総額の小さな順に5社を見てみましょう。

順位	コード	銘柄名	市場	時価総額(百万円)
1	9326	関通	東M	6455
2	3970	イノベーション	東M	8171
3	3933	チエル	JQ	8617
4	7068	フィードフォースグループ	東M	10484
5	2987	タスキ	東M	11932

市場の調整もあって全体的に時価総額が縮小していますね。テンバガーを仕込むチャンスとも見えますが、落ちるナイフにはご用心を。

新高値圏銘柄

続いて高値圏にある銘柄を見てみましょう。

順位	コード	銘柄名	市場	52週高値からの下落率(%)
1	7033	マネジメントソリューションズ	東1	-14.32
2	7199	プレミアグループ	東1	-15.16

52週高値からの下落率が20%以内の銘柄はわずか2つでした。

レラティブストレングス

続いてレラティブストレングスを確認してみましょう。

コード	銘柄名	2022-01-21	2022-01-14	2022-01-07	2021-12-30	2021-12-24
2148	アイティメディア	8	9	11	18	19
2413	エムスリー	2	2	2	4	5
2929	ファーマフーズ	6	17	21	18	21
2987	タスキ	84	78	90	96	98
3465	ケイアイスター不動産	99	99	99	99	98
3697	ＳＨＩＦＴ	92	78	83	93	95
3922	ＰＲ　ＴＩＭＥＳ	17	13	14	22	38
3933	チエル	26	28	18	15	9
3970	イノベーション	87	88	88	89	88
4058	トヨクモ	11	19	26	30	42
4390	ＩＰＳ	13	15	26	37	34
4499	Ｓｐｅｅｅ	91	90	90	93	93
4880	セルソース	64	82	79	82	86
4934	プレミアアンチエイジング	11	26	19	20	39
6050	イー・ガーディアン	48	71	79	85	85
6080	Ｍ＆Ａキャピタルパートナーズ	24	21	19	28	55
6200	インソース	65	75	88	94	94
6532	ベイカレント・コンサルティング	97	93	94	96	97
6533	Ｏｒｃｈｅｓｔｒａ　ＨＬＤＧ	88	85	86	88	90
7033	マネジメントソリューションズ	95	94	91	93	91
7068	フィードフォースグループ	26	14	11	9	12
7071	アンビスＨＬＤＧ	96	97	97	97	97
7095	Ｍａｃｂｅｅ　Ｐｌａｎｅｔ	15	23	79	83	75
7199	プレミアグループ	90	91	89	92	92
7351	グッドパッチ	36	19	23	49	66
7354	ＤｍＭＩＸ	9	13	20	47	72
9326	関通	38	38	37	74	79
9517	イーレックス	10	14	16	18	36

CANSLIM銘柄のエントリーポイント

好業績は大化け銘柄に求められる一要素に過ぎません。適切なベースを形成し需給が改善することで本格的な暴騰が始まります。機関投資家の動きと需給をチャートから読み取る方法を学ぶことが重要です。